高縄寺のしだれ桜

高縄寺の境内には樹齢200年以上といわれるしだれ桜があります。毎年4月25日の春の縁日頃には満開になり、ハイカーたちを楽しませています。しかし桜の木も古木であり、樹勢の衰えが気になります。根を踏み固めるのを防ぐ柵の囲いや樹木医の診断など樹勢の回復をはかり、美しい花が咲くように手入れされています

 

 

遊高縄

正岡子規の外祖父でもあり、松山藩の藩儒であった大原観山は高縄山に二度三度訪れ、漢詩を詠んでいます。

越家百世旧金湯  

今日空余選仏場   

姦骨忠魂同一夢

無人知道注連梁

河野氏の栄枯衰勢を詠んだもので高縄寺山門横に詩碑があります

 

古刹・高縄寺

高縄山の山頂にある真言宗醍醐派の寺です。天智天皇(662〜672)のころ越智守興が横谷に創営したものを河野通宣が天文2年(1533)現地に再建したものといわれています。また、元禄11年(1698)に松山藩主久松定直公の招きで千秋寺に住し、のちに新浜に梅津寺を建てた雪广(せつげん)により書かれた「高野山」の山号額があります

 

 

 

 

高縄山頂の七本杉、千手杉とブナ林

高縄山頂上付近、高縄寺より1km手前で俗にいう八丁坂と称される最後の急坂を登って行くとブナ樹林帯に入ります。樹齢100年以上で新緑や紅葉は実に見事です。そのブナ林に入ってすぐの道路脇に七本杉(写真左)があります。樹齢400年以上で、地上2〜3mのところで7本に分岐しています。大自然の霊気を宿した霊木です。また、高縄寺本堂の西側にある千手杉(写真右)は樹齢500年といわれ、主幹半ばから数十本の枝が出ており、あたかも本尊の木造十一面千手観音像に似ていることから千手杉といわれています

 

ボランティア・Yサークル

Yサークルは高縄山の自然を愛し、守るボランティアグループです。遊歩道の標識の設置や清掃など高縄山の自然を守るボランティア活動を続けています。地道な活動が高縄山の自然を守り続けています

 

 

 

高縄茶屋

高縄寺境内にある休憩所。多くのハイカーや拝観者たちが訪れ、食事や休憩所として利用されています。店内には高縄山に生息する草花の写真が壁一面に貼られており種類の多さに驚きます。じっくり観察し野山で探してみましょう。ただ、どの草花も稀少なものばかりで、大切に保護されなければなりません。近年、草花の盗掘が頻発し、大きな問題です。また、店内には薪ストーブがあり、訪れ人を暖めてくれます。そば、うどんもおすすめです

 

 

 

高縄茶屋のうどん。ハイカーたちのお腹を満たしてくれます

 

 

 

 

 

 

美しい高縄山からの眺望

高縄山からの眺望は実にすばらしく、頂上からだけでなく道路沿いや樹木の間などさまざまなビューポイントから美しい鹿島や瀬戸内海、北条地区、しまなみ海道、今治市などが眺望できます。また、朝日や夕日も見る事ができます。思わず厳かな気分になります。紅葉や新緑とあわせて、高縄山からの眺望を楽しんでみて下さい

 

 

 

高縄山の冬景色

冬には高縄山の頂上付近も白い雪に覆われ、てっぺんの電波塔にも雪が積もります。遊歩道やブナの木も白く雪化粧します。ちょっと寒いかもしれませんが雪の遊歩道を元気よく散策してみましょう

   
   

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